不意(読み)フイ

デジタル大辞泉 「不意」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「不意」の意味・読み・例文・類語

ふ‐い【不意】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 思いがけないこと。意外であること。また、そのさま。突然。だしぬけ。
    1. [初出の実例]「その日ふいに人にさわがれ奉りき」(出典:宇津保物語(970‐999頃)嵯峨院)
    2. [その他の文献]〔孫子‐始計〕
  3. うっかりしていること。また、そのさま。不覚。
    1. [初出の実例]「山峻くして不意に踏みすべりて倒ぬ」(出典:今昔物語集(1120頃か)五)

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普及版 字通 「不意」の読み・字形・画数・意味

【不意】ふい

だしぬけ。

字通「不」の項目を見る

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