デジタル大辞泉 「両端」の意味・読み・例文・類語 りょう‐たん〔リヤウ‐〕【両端】 1 両方のはし。りょうはし。「橋の両端」2 物事の始めと終わり。本末。首尾。3 どっちつかずの態度。ふたごころ。[類語]両方・二手・両面・両人・両者・両名・双方・双方向・両側・両様・両両・両輪・バイラテラル・端・端はな・端はしっこ・末すえ・先さき・先っぽ・突先とっさき・突端とっぱな・先端せんたん・突端とったん・末端まったん・一端いったん・ヘッド・頭あたま・尻尾しっぽ りょう‐はし〔リヤウ‐〕【両端】 《「りょうはじ」とも》両方の端。りょうたん。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「両端」の意味・読み・例文・類語 りょう‐たんリャウ‥【両端】 〘 名詞 〙① 両方のはし。りょうはし。両極端。⇔一端。[初出の実例]「搭袈裟のとき、両端ともに左臂肩にかさねかくるなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)袈裟功徳)[その他の文献]〔礼記‐中庸〕② 始めと終わり。本末。首尾。→両端を叩く。③ 相反する心。ふたごころ。二心。→両端を持する。〔新撰字解(1872)〕④ 異なる二つの事柄。二様の事柄。[初出の実例]「得二風聞於万里一、成二狐疑於両端一」(出典:本朝文粋(1060頃)二・封事三箇条〈菅原文時〉)[その他の文献]〔魏志‐盧毓伝〕 りょう‐はしリャウ‥【両端】 〘 名詞 〙 ( 「りょうはじ」とも ) 両方のはし。りょうたん。[初出の実例]「帯のむすびは吉彌むすびとて、たうけんの耳のたれたるごとく、二つむすびの両はしをだらりとさぐるなり」(出典:仮名草子・都風俗鑑(1681)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「両端」の読み・字形・画数・意味 【両端】りよう(りやう)たん 両はし。前後。左右。〔論語、子罕〕子曰く、吾(われ)知ることらんや。知ること無きなり。鄙夫(ひふ)りて我に問ふ。如たり。我、其の兩端を叩きて、焉(こ)れを竭(つく)せり。字通「両」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by