デジタル大辞泉の解説
ちゅう‐げん【中間】
[名](「仲間」とも書く)
1
①昔、公家・寺院などに召し使われた男。身分は侍と小者との間に位する。中間男。
②江戸時代、武士に仕えて雑務に従った者の称。
2 江戸幕府の職名。江戸城内の部署の警備やその他の雑事に従事した。
[名・形動ナリ]
1 時間的、空間的に、ものとものとの間。なかほど。ちゅうかん。
2 どっちつかずなこと。中途半端なこと。また、そのさま。
3 二つのものの間にあるものや状態。仏教で、有と無の間、前仏と後仏の間などをいう。
ちゅう‐かん【中間】
1 物と物との間の空間や位置。「駅と駅の―に川がある」「―地点」
2 思想や性質・程度などが両極端のどちらでもないこと。「双方の意見の―をとる」「―派」
3 物事が進行中であること。物事がまだ終わらずに途中であること。「得票数の―発表」
[類語](1)間(あいだ)・中程(なかほど)・中頃(なかごろ)・真ん中辺(へん)・半ば・中途/(2)間(あいだ)・あわい・中程(なかほど)・中(ちゅう)くらい・中庸・中道・ミディアム
ちゅう‐ま【中間】
「中京間(ちゅうきょうま)」の略。
なか‐あい〔‐あひ〕【中▽間】
1 なかほど。あいだ。ちゅうかん。
2 間柄。なからい。
百科事典マイペディアの解説
公家(くげ)・武家(ぶけ)・寺院などで召し使われた男。仲間・中間男とも記され,身分は侍(さむらい)と小者(こもの)の間にあたるという。平安期からみえ,鎌倉期・室町期の武家の中間は主人の弓・剣などを持ち,警護を務め,また領主の強制執行などの使者も行っている。
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