デジタル大辞泉 「二つ」の意味・読み・例文・類語 ふた‐つ【二つ】 1 数の名。一つの次、三つの前の自然数。に。ふう。2個。2 両者。双方。「二つを比較検討する」3 2歳。4 2番目。第2。「一つには将来性、二つには安定性」[類語]一・二・三・四・五・六・七・八・九・十じゅう・百・千・万・億・兆・ゼロ・零・一つ・三つ・四つ・五つ・六つ・七つ・八つ・九つ・十とお 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「二つ」の意味・読み・例文・類語 ふた‐つ【二つ】 [1] 〘名〙 (「つ」は接尾語)① 数の名。二。(イ) 二個。ふう。※書紀(720)大化五年三月・歌謡「山川に鴛鴦(をし)賦都(フタツ)居てたぐひよくたぐへる妹を誰か率にけむ」(ロ) 両方。双方。一つならず二つ、という意味合いで用いる。※宇津保(970‐999頃)俊蔭「見捨ててゆかむも、哀にうしろめたく、覚ゆることのふたつなければ」② 二番め。第二。※古今(905‐914)仮名序「ひとつには、そへうた〈略〉ふたつには、かぞへうた」③ 年齢で、二歳。※源氏(1001‐14頃)手習「ここに侍人の子の二ばかりにはべしを」[2] 〘副〙 ふたたび。かさねて。もう一度。※大鏡(12C前)三「又ふたつこと人みるといふことは、あるべきにもあらず」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報