デジタル大辞泉
「零」の意味・読み・例文・類語
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ゼロ【零】
①
数字の一つ。「0」のこと。また、正でも負でもない
実数。数字「0」で表わす。零
(れい)。〔工学字彙(1886)〕
③
得点のないこと。零点。〔外来語辞典(1914)〕
※
若い人(1933‐37)〈
石坂洋次郎〉上「君に
満点をやればいいのかゼロをやればいいのかわからない」
れい【零】
〘名〙
① 正と負との境の数。ある数からそれと同じ数を差し引いて得られる数。ゼロ。
※令抄(15C後か)
田令「零畳 算術一十百千中、無
二其位
一、而参者謂
レ零也」
② 数の位取りに用いられて、空位を示す
記号「0」。ゼロ。
※洋算用法(1857)初「十より以上の数は此の九個の字を連合並記し、空位には零(レイ)の標(しるし)を書く」
③ 数えるものが全くないこと。からであること。
あ・える【零】
〘自ア下一(ヤ下一)〙 あ・ゆ 〘自ヤ下二〙
① 機が熟して実や花が自然に落ちる。こぼれ落ちる。→
あえぬがに。
※
万葉(8C後)一八・四一一一「かぐは
しみ 置きて枯らしみ 安由流
(アユル)実は 玉に貫きつつ 手に纏
(ま)きて 見れども飽かず」
② 汗、血、乳などがしたたり落ちる。流れる。
※
落窪(10C後)一「まだしくは、血あゆばかり、いみじくのむらむとおぼして」
あや・す【零】
〘他サ四〙 (「あゆ(零)」の他動詞形)
① 血や汗などをしたたらす。ぽたぽたとたらす。
※宇津保(970‐999頃)
春日詣「爪もとより血をさしあやして」
※
平家(13C前)一〇「父のか
ばねに血をあやさん事も心うし」
こぼ・つ【零】
※
仮名草子・仁勢物語(1639‐40頃)上「涎
(よだれ)こぼちて、嬉しがりけらしとぞいひをりける」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
零
テクモ(現・コーエーテクモゲームス)、任天堂などが販売するゲームソフトのシリーズ。ホラーアクションアドベンチャーゲーム。2001年12月にプレイステーション2用ソフト「零~zero~」が発売。シリーズはほかに「零~紅い蝶~」「零~刺青(しせい)の聲~」などがある。
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