二足の草鞋を履く(読み)ニソクノワラジヲハク

デジタル大辞泉 「二足の草鞋を履く」の意味・読み・例文・類語

二足にそく草鞋わらじ

両立しえないような二つ職業を同一人が兼ねること。特に、江戸時代博徒捕吏を兼ねることをいった。現在では「会社員作家二足草鞋を履く」など、両立が困難と思われるような職業を兼ねることにもいう。
[類語]掛け持ち兼職兼業兼任兼務

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「二足の草鞋を履く」の解説

二足の草鞋を履く

同一人が両立しないような二種の職業を兼ねること。

[解説] 昔、ばくち打ちがそれを取り締まる捕吏を兼ねることをいいました。

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