介在(読み)カイザイ

デジタル大辞泉 「介在」の意味・読み・例文・類語

かい‐ざい【介在】

[名](スル)二つのものの間にはさまってあること。両者の間に存在すること。「二国間介在する難問題

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「介在」の意味・読み・例文・類語

かい‐ざい【介在】

  1. 〘 名詞 〙 間にはさまっていること。中間に存在すること。
    1. [初出の実例]「其れ等の夫婦の間に生れた者も幾人か彼等の間に介在して居た」(出典:土(1910)〈長塚節〉一二)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐襄公三年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「介在」の読み・字形・画数・意味

【介在】かいざい

はさまる。中間に居る。〔左伝、襄三年〕孟獻子曰く、敝邑の東表(東方)に介在し、仇讎に密邇(みつじ)するを以て、寡君將(まさ)に君を是れまんとす。敢て稽首せざらんやと。

字通「介」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android