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伝法 【でんぼう】

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  • 世界大百科事典 第2版の解説

  • でんぼう【伝法】 

    法を授け伝えること。仏教ではそれぞれの宗派秘伝口伝とする法義,儀式があるので,これを伝える儀礼厳重である。伝法にはまずその秘伝を授けるに足る器量能力があるかどうかをみる行があって,これを多くは加行(けぎよう)と呼んでいる。一種の通過儀礼であるが,近代ではこれが形式化している。密教では加行と授戒を経て,伝法灌頂(でんぼうかんぢよう)を受けることができる。これによって阿闍梨(あじやり)となり,次の受者に伝法することができるようになる。

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  • 大辞林 第三版の解説

  • でんぼう【伝法】
     
    〔「でんぽう」とも〕
    一 ( 名 )
    仏教で師から弟子へと仏の教えを伝えること。
    〔江戸時代,浅草伝法院の奴(やつこ)が寺の威光を頼んで乱暴な振る舞いをしたことから〕 見世物や劇場などに無銭で押し入ること。 「読売や大道売の-をして/滑稽本・浮世床 2」
    二 ( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
    悪ずれして荒っぽい言動をする・こと(さま)。そのような人をもいう。 「 -な男」
    勇み肌であること。いなせなこと。また,そのさま。そのような人をもいう。多く女がいきがって,男のような言動をすることをいう。 「 -な口をきく」


  • (C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

  • 世界大百科事典内の伝法の言及

  • 【ほうろく(焙烙)】より
    …ほうろく焼きは江戸時代から行われていた料理で,《料理談合集》(1822)には〈ほうろくへしほをもり,魚は何にてもしほの上へならへ,又,ほうろくをふたにして,上下に火を置てやく〉と見えるが,現在ではふつうオーブンで焼き,ポンスしょうゆで食べている。小型のほうろくは伝法(でんぼ∥でんぼう)と呼び,これを用いて焼く場合は〈でんぼ焼き〉といった。なお,茶の湯では炭手前の際,灰を入れて持って出るのはほうろくを使い,これを〈灰焙烙(はいほうらく)〉〈灰器〉などと呼んでいる。…
  • ※「伝法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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伝法に近い言葉→伝法肌・伝法膚|伝法焼き・伝法焼|伝法灌頂・伝法潅頂|伝法焼|伝法灌頂|伝法会|伝法肌|大伝法院|伝法相承|伝法阿闍梨位

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