余所余所しい(読み)ヨソヨソシイ

デジタル大辞泉 「余所余所しい」の意味・読み・例文・類語

よそよそ‐し・い【余所余所しい】

[形][文]よそよそ・し[シク]
隔てがましく冷淡である。親しみがない。他人行儀である。「―・い態度をとる」「わざと―・くする」
無関係である。
「あなうたて、いと―・しきことをも知らせ給ひにけるかな」〈狭衣・三〉
[派生]よそよそしげ[形動]よそよそしさ[名]
[類語]けんけんつんけんつんつん意地悪邪慳じゃけんそっけないすげないつれないにべないけんもほろろ冷たい気がない刺刺とげとげしい・取り付く島も無い・ぎすぎすぶっきらぼうつっけんどんむげにぷいとむしゃくしゃかんかんぷりぷりぷんぷんかちんかっかかりかりかっとぷんとつんと意地悪いないがしろ白い目で見るかろんずる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例