作毛(読み)サクゲ

デジタル大辞泉 「作毛」の意味・読み・例文・類語

さく‐げ【作毛】

さくもう(作毛)」に同じ。

さく‐もう【作毛】

稲や麦など、田畑からの収穫物。また、その実りぐあい。さくげ。

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精選版 日本国語大辞典 「作毛」の意味・読み・例文・類語

さく‐もう【作毛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 稲や麦など、田畑からの収穫物。また、そのできばえ。作柄(さくがら)。さくげ。
    1. [初出の実例]「相論未断之間。強而耕種者。得理之者取其作毛領知」(出典裁判至要抄(1207))
  3. 耕作すること。畑作すること。
    1. [初出の実例]「所詮件村者以入山田川西東共に為用水作毛也」(出典:政基公旅引付‐文亀二年(1502)五月一日)

さく‐げ【作毛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さくけ」とも ) =さくもう(作毛)和英語林集成初版)(1867)〕

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