デジタル大辞泉
「前期」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ぜん‐き【前期】
- 〘 名詞 〙
- ① 現在(当期)からみて前の時期。
- [初出の実例]「彼れ党派は斯る至便の器械を擁して前期の総選挙に取掛れり」(出典:日本‐明治二五年(1892)二月一二日)
- [その他の文献]〔劉峻‐弁命論〕
- ② ある期間を二つあるいは三つに分けた時の最初の時期。
- [初出の実例]「前期の育英学舎の兎角萎靡して振はず、僕等青年の気を腐らしてしまったのは」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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前期
ぜんき
prophase
細胞の有糸分裂 (減数分裂を含む) の最初の時期。静止期の核の中で細く曲りくねっていた染色糸が次第に太く短くなって染色体を形成する。静止期にみられた核膜や仁はまだ残存するが,前期の終りと中期の初めを含む前中期 prometaphaseではこれらが見えなくなる。核分裂中,前期はほかの時期に比べて最も長く,たとえばタマネギの根端細胞は 20℃で約 70分を要する。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報
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