加世田[市](読み)かせだ

百科事典マイペディア 「加世田[市]」の意味・わかりやすい解説

加世田[市]【かせだ】

鹿児島県薩摩半島南西部の旧市。1954年市制。中心は旧加世田町地区で,近世以来南薩の中心地として発達した。農業は零細であるが,カボチャ,ラッキョウを多産し,茶・ミカン栽培が盛ん。小湊を中心に漁業も行われ,いりこ,ちりめんじゃこを特産焼酎(しょうちゅう)製造,肉牛飼育も活発。2005年11月,川辺郡笠沙町,大浦町,坊津町,日置郡金峰町と合併し市制,南さつま市となる。94.37km2。2万3805人(2003)。

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