坊津[町](読み)ぼうのつ

百科事典マイペディア 「坊津[町]」の意味・わかりやすい解説

坊津[町]【ぼうのつ】

鹿児島県薩摩半島南西端,川辺(かわなべ)郡の旧町。坊津港は三津(さんしん)の一つで,古くから遣唐使の発着港として栄え,鎖国時代には密貿易拠点であった。一本釣・定置網などの沿岸漁業,タイの養殖を行う。ポンカン,花卉(かき)なども産する。枕崎市からバス。2005年11月,加世田市,川辺郡笠沙町,大浦町,日置郡金峰町と合併し市制南さつま市となる。38.61km2。4646人(2003)。
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