デジタル大辞泉
「加味」の意味・読み・例文・類語
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か‐み【加味】
〘名〙
① 薬に、他の薬を加えて調合すること。
加減。また、
食べ物に他の味をつけ加えること。また、そのための
調味料。〔運歩色葉(1548)〕
※
日葡辞書(1603‐04)「Cami
(カミ)〈訳〉
医者のことば。すなわち、
原料を加減して薬を調合すること。文書語。一般にはカゲンという」
※随筆・文会雑記(1782)一「
学問の浮過なる上に、
無頼を加味したり、と
南郭も歎息し玉へり」
※竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈
長与善郎〉竹沢先生の家「丁度よき程度に
人工の加味されてゐる
窓外の景をぼんやり眺めながら」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報