北条[市](読み)ほうじょう

百科事典マイペディア 「北条[市]」の意味・わかりやすい解説

北条[市]【ほうじょう】

愛媛県北部,高縄半島の西部を占める旧市。1958年市制。中心市街は瀬戸内海に臨み,立岩川の河口付近に発達,予讃線が通じる。イヨカン・キウイフルーツ栽培,繊維・染色工業が行われ,鹿峰(かのみね)瓦を特産。高縄山は展望がすぐれ,鹿島祭で知られる鹿島とともに瀬戸内海国立公園に属する。万葉集にうたわれた風早の浦は,この地の海岸といわれる。2005年1月温泉郡中島町と松山市へ編入。102.13km2。2万8814人(2003)。

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