千転(読み)せんてん

精選版 日本国語大辞典 「千転」の意味・読み・例文・類語

せん‐てん【千転】

〘名〙
① 千回ころがすこと。何回もころばせること。
俳諧去来抄(1702‐04)同門評「先師の、句調はずんば舌頭に千転せよと有しは、ここの事也」
千度変転すること。いろいろに変わること。千変
日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉五「忽ちにして起り忽ちにして止み、千転万化して社会に顕はるる」 〔李端‐送鄭宥入蜀迎観〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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