デジタル大辞泉
「反応」の意味・読み・例文・類語
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はん‐のう ‥オウ【反応】
① (reaction の
訳語) ある刺激に応じてある
現象が生じること。また、ある刺激で、
行動を起こすこと。転じて、てごたえ。ききめ。〔生物学語彙(1884)〕
② 物質が作用し合い化学
変化を起こすこと。〔新しき
用語の泉(1921)〕
③ うらぎること。
内応。〔布令字弁(1868‐72)〕
はん‐おう【反応】
〘名〙
①
一方にそむいて
他方に心を寄せること。うらぎりをすること。内応。
内通。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
反応
はんのう
response
刺激作用の結果,生体に生じる活動ないし変化のこと。行動とほぼ同義に用いられることも多いが,特に区別する場合には,行動がおもに生体の能動性を強調するのに対して,反応は刺激に対する受動的な側面を強調する際に用いられる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
普及版 字通
「反応」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
世界大百科事典(旧版)内の反応の言及
【散乱】より
… 量子力学では物質を構成している粒子(電子,陽子,中性子など)は波動としての性質をもっており([物質波]),したがって,こうした粒子どうしの衝突の問題とか,これらの粒子と分子,原子,原子核との衝突の問題も散乱として扱われる。ただし,衝突の前後で,入射粒子と散乱されて出てくる粒子の種類や数が変わる場合は,反応と呼んで散乱とは区別される。[核反応]はその代表的な例である。…
【衝突】より
…このために[散乱]ということばが使われることがある。また衝突する粒子の内部構造が変化する場合,反応ということばが用いられるが,広くは衝突に含まれる。
[剛体系の衝突]
例として,質量m1,m2の2個の回転していない球が正面衝突する場合を考える。…
※「反応」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」