合せ(読み)アワセ

デジタル大辞泉 「合せ」の意味・読み・例文・類語

あわせ〔あはせ〕【合(わ)せ】

他の語と複合して用いる。
㋐物と物とを合わせること。「背中合わせ」「顔合わせ
㋑比べて優劣を争うこと。「物合わせ」「歌合わせ
釣りで、当たりがあったときに、魚の口に針がかかるようにする操作。さおの穂先をすばやく持ち上げる動作など。
婚姻
「―の事ありて、同じ里より年かまへなる女房を持ちしに」〈浮・諸国ばなし・四〉
《飯に取り合わせる物の意》おかず副食物
「―いと清らに調じて」〈宇津保・国譲下〉
[下接語]朝顔合わせ従兄弟いとこ合わせ犬合わせうぐいす合わせ牛合わせ後ろ合わせ歌合わせ裏合わせ絵合わせ音合わせおも合わせ貝合わせ顔合わせ家族合わせ菊合わせ句合わせ食い合わせ草合わせ組み合わせ毛抜き合わせ香合わせ小鳥合わせ語呂ごろ合わせ詩合わせ背中合わせ炊き合わせ抱き合わせ付け合わせ詰め合わせ手合わせ取り合わせとり合わせ根合わせ鉢合わせ花合わせ万句合わせ向こう合わせ虫合わせ文字合わせ物合わせ盛り合わせ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android