デジタル大辞泉
「団欒」の意味・読み・例文・類語
だんらん【団欒】[書名]
乃南アサの短編ホラー小説、および同作を表題作とする小説集。作品集は平成6年(1994)刊行。
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だん‐らん【団欒】
〘名〙
① 月などのまるいこと。また、まるいもの。〔范成大‐上元紀呉下節物詩〕
② (━する) 集まって車座にすわること。
円居(まどい)。
※
文華秀麗集(818)下・和野柱史観闘百草、簡明執之作〈
巨勢識人〉「団欒七八者、重楼粉窓下」 〔
孟郊‐惜苦詩〕
③ (━する) 家族や親しい者同士が集まって、楽しく語りあったりして時をすごすこと。親密で楽しい会合。うちとけた会合。
※草堂集(1816)下・草虫何
々「合家団
話、無
レ偽亦無
レ真」
※黴(1911)〈
徳田秋声〉
七七「
自分の家、家族の団欒、それらの影が段々薄くなって」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「団欒」の読み・字形・画数・意味
【団欒】だんらん
家族がむつまじく楽しむ。宋・陸游〔冬日〕詩 笑ふに堪(た)へたり、此のの幽獨に慣るるを 卻(かへ)つて(いと)ふ、兒女の團欒を話するを字通「団」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報