国行(1)(読み)くにゆき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「国行(1)」の解説

国行(1) くにゆき

?-? 鎌倉時代の刀工
山城(京都府)来(らい)派の事実上の祖とされる。来は高麗(こうらい)(朝鮮),あるいは異国からの渡来を意味するといわれる。身幅がひろく豪壮な姿の太刀をつくり,国宝1口(ふり),重要文化財14口が現存。子に国俊,弟子国光,国次らがいる。正元(しょうげん)(1259-60)ごろの人か。通称は来太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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