(読み)カン

デジタル大辞泉 「堪」の意味・読み・例文・類語

かん【堪】[漢字項目]

常用漢字] [音]カン(漢) タン(慣) [訓]たえる こらえる たまる
たえる。こらえる。「堪忍
すぐれている。「堪能かんのう不堪
[補説]「堪能たんのう」は「足んぬ」の音変化で「堪能」は当て字
[名のり]たえ

たん【堪】[漢字項目]

かん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「堪」の意味・読み・例文・類語

こたえこたへ【堪】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「こたえる(堪)」の連用形名詞化 ) 耐えること。こらえること。こらえ。
    1. [初出の実例]「行き逢ふはづみ突き当り〈略〉只の処女(むすめ)のお袖が身は、耐(コタヘ)なければよろめきつつ」(出典人情本・貞操婦女八賢誌(1834‐48頃)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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