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大乗仏教 【だいじょうぶっきょう】

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世界大百科事典 第2版の解説

だいじょうぶっきょう【大乗仏教】 

仏教の二大流派一つ釈迦主唱した,みずみずしい初期仏教も,200年,300年たつうちに,その明快教えは,アビダルマ発達にともない哲学化し,繁雑化して清新宗教としての生命を失い,その信仰も枯渇化するようになった。紀元前後ごろから,主として在俗信者たちを中心として,新しい仏教復興運動展開された。その運動には,彼らの意気ごみに賛同し,旧仏教にあきたりないで,そこを飛び出してきた出家者たちの参画も見のがしてはならない。


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大辞林 第三版の解説

だいじょうぶっきょう【大乗仏教】
 
紀元前一世紀以後インドに発生し,中国・日本・チベットなどに伝わった仏教の流れの通称。竜樹の中観派,無着・世親の瑜伽(ゆが)(唯識)派によって確立され,以後多様に展開した。一般的傾向としては,菩薩の修行,他者救済の重視,在家信仰の承認,空思想の深化などがあげられる。大乗。大乗教。


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百科事典マイペディアの解説

大乗仏教 【だいじょうぶっきょう】

仏教を2分する一派小乗仏教に対する。大乗サンスクリットマハーヤーナの訳で,大きな乗物の意。1世紀後半―2世紀のインドで起こった社会思想運動で,仏教の正統学派煩瑣(はんさ)哲学と個人救済のみを求めたのに反対した。
※本文は出典元の用語解説の一部を掲載しています。


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大乗仏教
だいじょうぶっきょう
Mahāyāna Buddhism

1世紀頃に興った仏教の二大流派の一つ。古来仏陀の教えを拡大し新しい解釈を加えた教派で,自分ひとりの悟りのためではなく,多くの人々を理想世界である彼岸に運ぶ大きなすぐれた乗物という意味で,みずから立場を大乗仏教と呼んだ。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。


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デジタル大辞泉の解説

だいじょう‐ぶっきょう 〔‐ブツケウ〕 【大乗仏教】
 
大乗1

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世界大百科事典内の大乗仏教の言及

【インド】より
…その後,1世紀半ばごろバクトリア方面からクシャーナ族が侵入し,中央アジアから中部インドに及ぶ大国家を建設した(~3世紀初め)。クシャーナ朝は漢とローマを結ぶ東西交通路の中央をおさえて繁栄し,またこの王朝のもとで大乗仏教の確立とガンダーラ美術の開花とがみられた。 マウリヤ帝国の滅亡からグプタ朝の成立に至る約500年間は,政治的にみれば異民族の侵入が続き諸王国が乱立する不安定な時代であった。…
【密教】より
…第1の雑密とは,世界の女性原理的霊力をそれと同置された呪文,術語でいう真言(しんごん)(マントラ),明呪(みようじゆ)(ビディヤーvidyā),陀羅尼(だらに)(ダーラニー)等の誦持によってコントロールし,各種の目的(治痛,息災,財福の獲得など)を達しようとするものである。純密とは《大日経(だいにちきよう)》と《金剛頂経(こんごうちようきよう)》のいわゆる両部大経を指すが,前者は大乗仏教,ことに《華厳経》が説くところの世界観,すなわち,世界を宇宙的な仏ビルシャナ(毘盧遮那仏)の内実とみる,あるいは普賢(ふげん)の衆生利益の行のマンダラ(余すところなき総体の意)とみる世界観を図絵マンダラとして表現し,儀礼的にその世界に参入しようとするもので,高踏的な大乗仏教をシンボリズムによって巧妙に補完したものとなっている。《金剛頂経》はシンボリスティックに表現された仏の世界を人間の世界の外側に実在的に措定し,〈象徴されるものと象徴それ自体は同一である〉というその瑜伽(ヨーガ。…
※「大乗仏教」について言及している用語解説の一部を掲載しています。


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大乗仏教に近い言葉→小乗仏教|山岳仏教・山嶽仏教|大乗|大乗会|大乗寺|大乗院|大乗戒|権大乗|大乗的|大乗・大ノリ

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