寂滅の煙と立ち上る(読み)じゃくめつのけむりとたちのぼる

精選版 日本国語大辞典 「寂滅の煙と立ち上る」の意味・読み・例文・類語

じゃくめつ【寂滅】 の 煙(けむり)と立(た)ち上(のぼ)

焼失する。焼けてしまう。灰燼(かいじん)に帰する。
太平記(14C後)八「一時に灰燼と成て、仏像神体経論聖教(しゃうげう)(たちまち)寂滅(ジャクメツ)の煙と立上る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android