精選版 日本国語大辞典 「岡城」の意味・読み・例文・類語
おか‐じょう をかジャウ【岡城】
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鎌倉期から江戸期の城。大分県竹田市竹田岡にあり、豊後(ぶんご)竹田城とも臥牛(がぎゅう)城ともいわれる。城の歴史は古く1185年(文治1)緒方惟栄(おがたこれよし)が源義経(よしつね)を迎えるために築いたのが始まりと伝えられる。戦国期には大友氏の支城となり、志賀親次(ちかつぐ)が守り、島津の大軍を撃退している。1593年(文禄2)中川秀成(ひでなり)が7万石で入封し、幕末に至った。滝廉太郎(たきれんたろう)はこの城を愛して名曲『荒城の月』を生んだという。
[小和田哲男]
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
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