嵌入(読み)カンニュウ

デジタル大辞泉 「嵌入」の意味・読み・例文・類語

かん‐にゅう〔‐ニフ〕【×嵌入】

[名](スル)はめ込むこと。また、はまり込むこと。
「その光景とは一見直接には関係しない純主観の一首を…―したのもある」〈寅彦・連句雑俎〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「嵌入」の意味・読み・例文・類語

かん‐にゅう‥ニフ【嵌入】

  1. 〘 名詞 〙 はめこむこと。また、はまりこむこと。
    1. [初出の実例]「心志を職分の中に嵌入(カンにふ)(〈注〉ハメコム)し、精力を有用の学習に用ひしむべきのみ」(出典西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android