差誇(読み)さしほこらかす

精選版 日本国語大辞典 「差誇」の意味・読み・例文・類語

さし‐ほこらか・す【差誇】

〘他サ四〙 =さしほらす(差誇)
源平盛衰記(14C前)一「殊に大なる黒鞘巻を隠したる気(け)もなく、指(サシ)ほこらかしたりけるが」

さし‐ほら・す【差誇】

〘他サ四〙 刀などを、自慢するように差す。さしほこらかす。一説に、「差し惚(ほ)らす」で、だらしなく差す。
※芸大本平家(13C前)四「大きなる打刀(うちがたな)前垂にさしほらし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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