得・徳(読み)どく

精選版 日本国語大辞典 「得・徳」の意味・読み・例文・類語

どく【得・徳】

語素
① 動詞の連用形に付いて、そうすると利益を得る、また、そうした結果有利になった意を表わす。「買い得」「ごね得」
名詞形容詞語幹などに付いて、そのことが利点となる意、また、そのことを利用する意を表わす。
※玉塵抄(1563)四四「我れがなれがとたがいにことばをいやしうたがいに云て、心安すどくにあいしらうことを云ぞ」

とく‐・す【得・徳】

〘自サ変〙 ⇒とくする(得)

とく‐・する【得・徳】

〘自サ変〙 とく・す 〘自サ変〙 利益を得る。もうける。得をする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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