御入(読み)おいり

精選版 日本国語大辞典 「御入」の意味・読み・例文・類語

お‐いり【御入】

〘名〙 (「お」は接頭語)
① はいって来ることをいう尊敬語。おいで。御入来。
※車屋本謡曲・鉢木(1545頃)「『さらばよ常世』『又おいり』」
② (「お入りある」「お入り候」の形で) 尊敬または丁寧の意を表わす。→御入有(おいりある)御入候(おいりそうろう)

おん‐いり【御入】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android