デジタル大辞泉
「心柄」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
こころ‐がら【心柄】
〘名〙
① 心の持ち方。性格。気質。
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落窪(10C後)四「書を読み、さとくらうらうしく、心がらもいとかしこければ」
※
義経記(室町中か)一「
こころがらげにげにしくおはしまさば」
② (「こころ(心)から」が変化したもの) 自分の心がけが原因で生じた結果。自業自得。
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浮世草子・新色五巻書(1698)五「是にて堪忍し給へ、是もほしくばやりませふと、丸はだかになるは心がら也」
※
其面影(1906)〈
二葉亭四迷〉三四「皆お前の心柄
(ココロガラ)だよ。だって、考へて御覧な、折角好い所へ御奉公に上ったと思や」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報