デジタル大辞泉
「思量」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
し‐りょう ‥リャウ【思量】
〘名〙 あれこれ思いめぐらすこと。思慮。
思考。思料。
※
菅家後集(903頃)慰少男女「思
二量汝於彼
一、天感甚寛恕」
おも‐ばか・る【思量】
〘他ラ四〙 (「おもいはかる」の変化した「おもんばかる」の「ん」の無表記) いろいろと考えを巡らす。いろいろと考えて判断する。おもんぱかる。〔書陵部本名義抄(1081頃)〕
※足利本論語抄(16C)
先進第十一「又推量して憶
(ヲモハカリ)意に物を云へ、ちゃうとあたる㕝あるぞ」
おもい‐ばか おもひ‥【思量】
〘名〙 (「ばか」は「はか(量)」。下に「いかず」「ゆかず」などを伴う)
物事が思いどおりに進む
程度。
おも‐ばかり【思量】
〘名〙 (「おもいはかり」の変化した「おもんばかり」の「ん」の無表記) 考えを巡らすこと。思慮。おもんぱかり。
※元永二年七月十三日内大臣忠通歌合(1119)「むなしきおもばかりのことどもつたなきをのみあらはすらくのみ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「思量」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報