息を呑む(読み)イキヲノム

デジタル大辞泉 「息を呑む」の意味・読み・例文・類語

いき・む

おそれや驚きなどで一瞬息を止める。「思わず―・む美しさ」
[類語]驚くびっくりするどきっとするぎくっとするぎょっとするたまげる仰天する動転する喫驚きっきょうする驚愕きょうがくする驚倒する一驚する驚嘆する瞠目どうもくする恐れ入るあきれる唖然あぜんとする愕然がくぜんとする呆気あっけにとられる目を疑う目を丸くする目を見張るきもをつぶす腰を抜かす

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「息を呑む」の意味・読み・例文・類語

いき【息】 を 呑(の)

御伽草子・福富長者物語(室町末)「盥(たらい)に水を汲みてゐどころをひたし、いきをのみ給へ」
② 思わず息を止める。〔和英語林集成初版)(1867)〕
魔風恋風(1903)〈小杉天外〉後「不意を打たれた初野は、はッと息を呑んで、暫くは口も利き得ぬのである」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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