招隠(読み)しょういん

精選版 日本国語大辞典 「招隠」の意味・読み・例文・類語

しょう‐いん セウ‥【招隠】

〘名〙
隠者を招くこと。世に出ていない賢人出仕を求めること。〔高適留別鄭三韋九兼洛下諸公詩〕
隠棲の志をもつ者を招くこと。また、隠者を尋ねてともに隠棲すること。
※詩序集(1133頃)白雪催詩酒詩序〈藤原親長〉「欲左思招隠之詞」 〔駱賓王‐同辛簿簡仰酬思玄上人林〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「招隠」の読み・字形・画数・意味

【招隠】しよう(せう)いん

隠士賢者を招く。唐・高適〔九、兼ねて洛下の諸公に留別す〕詩 幸ひにうて、招隱多し 高山大澤、求し盡せり

字通「招」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android