提挙(読み)ていきょ

精選版 日本国語大辞典 「提挙」の意味・読み・例文・類語

てい‐きょ【提挙】

〘名〙 かかげあげること。かかげ示すこと。冒頭にかかげること。
※永平道元禅師清規(13C中)知事清規「及提挙碾磨。田園。荘舎。油房。後槽・鞍馬船車。掃洒。裁種
一国首都(1899)〈幸田露伴〉「第三条は奢侈を禁じ、かつ尊卑区別を厳存して、賤婦貴女との社会上の位置を不次第ならざらしめんとする微細の用意に因りて提挙されたるものなるべく」 〔陳書‐徐陵伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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