日食・日蝕(読み)にっしょく

精選版 日本国語大辞典 「日食・日蝕」の意味・読み・例文・類語

にっ‐しょく【日食・日蝕】

〘名〙
① (━する) 月が太陽地球の間に来て、地球から見ると太陽が月によって隠される現象。太陽の全部が隠される時を皆既食、一部が隠される時を部分食、太陽が月の周囲環状にはみ出して見える時を金環食という。にっそく。
※三代実録‐貞観一五年(873)七月朔日「日蝕光、虧長如月初生、自午至未乃復」 〔史記天官書
囲碁黒石異称
※雑俳・柳多留拾遺(1801)巻一八「日蝕の生れ初段にだだをいひ」
[補注]「日食」は「日蝕」の書き換え。

にっ‐そく【日食・日蝕】

※竹むきが記(1349)上「十一月朔日、日そくなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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