デジタル大辞泉
「木太刀」の意味・読み・例文・類語
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き‐だち【木太刀】
〘名〙
① 木で作ったかたな。こだち。きがたな。木刀。木剣。
※
書紀(720)崇神六〇年七月(寛文版訓)「是より先に、兄竊に木刀
(キタチ)を作れり。形真刀
(またち)に似る」
② 白木で作った鞘に納めた太刀。
※太平記(14C後)三五「出仕の時は木鞘巻の刀を差し木太刀を持たせけるが」
こ‐だち【木太刀】
〘名〙 木でつくって刀に似せたもの。木刀。
※
古事記(712)中「竊
(ひそか)に
赤檮(いちひ)以ちて、許刀
(コたち)に作り」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報