デジタル大辞泉
「朱傘」の意味・読み・例文・類語
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しゅ‐がさ【朱傘】
〘名〙 地紙を朱色に染めたさし傘。長柄をつけ、戸外の法会儀式などで、導師などにさしかざして日をよける用とした。また、貴人などもこれを用いた。しゅがらかさ。大傘。
※虎明本狂言・
祐善(室町末‐近世初)「かみげのごとくにくるひまはるは、ただすいきゃうや、かほはしゅがさのあかきは、さるのさんわう
まつりか」
しゅ‐がらかさ【朱傘】
※
仮名草子・尤双紙(1632)上「あかき物のしなじな〈略〉朱つぼ、朱がらかさ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報