デジタル大辞泉
「樅」の意味・読み・例文・類語
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もみ【樅】
〘名〙 マツ科の常緑高木。本州、四国、九州の山地に生える。高さ三〇~五〇メートル、径一・五メートルに達する。樹皮は
灰白色で鱗片状にはげる。葉は密に互生し線形、
若木のものは先端が鋭く二裂する。雌雄同株。雄穂は長楕円形で黄紫色、雌穂は
広楕円形で黄緑色。果実は松かさに似ているが灰青色の
円筒形で直立し長さ一〇~一五センチメートル。材は建築・器具・製紙用。若木はクリスマス‐ツリーに用いる。漢名に樅をあてるが、この植物は日本特産で中国にあるのは
近縁種。も
みそ。とうもみ。もむのき。《季・春》 〔十巻本和名抄(934頃)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
樅 (モミ・モミノキ;モムノキ)
学名:Abies firma
植物。マツ科の常緑針葉高木,園芸植物
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報