止宿(読み)シシュク

デジタル大辞泉 「止宿」の意味・読み・例文・類語

し‐しゅく【止宿】

[名](スル)宿屋などに泊まること。また、下宿すること。「知人宅に止宿する」
[類語]外泊泊まる寝泊まり宿泊野宿素泊まり旅宿投宿旅寝仮寝宿る合宿泊まり泊まり込む泊まり込み旅枕草枕分宿来泊泊まり掛け同宿露営宿営野営宿を取る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「止宿」の意味・読み・例文・類語

し‐しゅく【止宿】

〘名〙
① 泊まること。特に、旅館などに泊まること。
正法眼蔵(1231‐53)行持愚蒙のやから、ひさしく経論の艸庵に止宿するのみなり」
葉隠(1716頃)六「翌年御参勤の節、惣助所え御止宿」
② 下宿すること。
西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉初「或は校に止宿する者あり或は家に眠食して毎日校に行く者あり」 〔漢書‐王尊伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「止宿」の読み・字形・画数・意味

【止宿】ししゆく

やどる。〔宣和遺事、後集〕(天輔十七年、宋の紹興四年)五國より均州に至る、五百里。~狸、林麓悲嘯(ひせう)し、風細雨、殆ど人にせず。鬼火縱(つひ)に止宿無し。

字通「止」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android