正道遺跡(読み)しようどういせき

日本歴史地名大系 「正道遺跡」の解説

正道遺跡
しようどういせき

[現在地名]城陽市大字寺田 正道

寺田てらだ北東山際高台に位置する古墳時代から奈良時代にかけての複合遺跡

七世紀代の竪穴住居跡群と奈良時代の掘立柱建物跡群・柵列を検出している。竪穴住居跡は一〇戸以上を確認。奈良時代の掘立柱建物跡は南は築地で限られ、区画内に、中央桁行七間、梁間二間、三面に庇をもつ大規模な建物跡を中心に、一〇棟以上の建物跡が発見された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android