水羊羹(読み)ミズヨウカン

デジタル大辞泉 「水羊羹」の意味・読み・例文・類語

みず‐ようかん〔みづヤウカン〕【水羊×羹】

寒天を煮溶かし、小豆あん・砂糖を加えて混ぜ、容器に流し込んで冷やし固めた、水分の多い夏向きのようかん。 夏》
[類語]羊羹練り羊羹蒸し羊羹栗蒸し羊羹芋羊羹外郎ういろう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「水羊羹」の意味・読み・例文・類語

みず‐ようかん みづヤウカン【水羊羹】

〘名〙 寒天を煮溶かした中に砂糖と餡を加えて混ぜ、器に流し込んで冷やし固めた水分の多い羊羹。《季・夏》
※俳諧・平安二十歌仙(1769)一「いかな事還城楽も出来ばこそ〈嘯山〉 水羊羹の寒き歯あたり〈随古〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「水羊羹」の解説

みずようかん【水羊羹】

和菓子一種。寒天・砂糖を煮溶かし、こしあんを加え、型に流し入れてやわらかく冷やし固めた、水分の多いようかん。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android