汐留遺跡(読み)しおどめいせき

日本歴史地名大系 「汐留遺跡」の解説

汐留遺跡
しおどめいせき

[現在地名]港区東新橋一―二丁目・海岸一丁目

汐留貨物駅跡地内遺跡。隅田川河口西岸域の低地標高約四メートルに位置する。面積二六・六ヘクタール、縄文時代の遺物包蔵地、近世武家屋敷跡、近代鉄道関連施設跡を含む。江戸時代以前は江戸前えどまえ島とよばれる砂洲および干潟と考えられ、おおむね江戸時代以降は埋立地である。発掘調査は平成三年(一九九一)から同一二年まで実施された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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