デジタル大辞泉
「沈滞」の意味・読み・例文・類語
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ちん‐たい【沈滞】
〘名〙
① いつまでも一つ所にとどこおっていること。〔
塵芥(1510‐50頃)〕
※
珊瑚集(1913)〈永井荷風訳〉池「沈滞の
濁水を突如として打つ時は」 〔
国語‐周語下〕
② 活気がなく、進歩、発展する動きが見られないこと。意気が上がらないこと。
※一高
寮歌・
アムール川の
流血や(1901)〈塩田環〉「桜の匂ひ衰へて
皮相の風の吹きすさび 清き流を汚しつつ 沈滞ここに幾春秋」 〔
後漢書‐袁安伝〕
※
扶桑集(995‐999頃)七「橘才子重見
レ寄、初二篇歎
二余之沈滞
一、後一章褒
二余之詩章
一」 〔論衡‐状留〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「沈滞」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報