法華院温泉(読み)ほっけいんおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「法華院温泉」の意味・わかりやすい解説

法華院温泉
ほっけいんおんせん

大分県南西部、竹田市(たけたし)久住(くじゅう)地区、久住・大船(たいせん)などの諸火山に囲まれた坊ガツル(ぼうがつる)にある温泉。標高1270メートル、九州最高所の温泉。天台宗九重山(くじゅうさん)法華院白水寺(はくすいじ)の跡で、登山基地となる。旅館1軒。源泉数4(うち未利用1)、泉温42℃以上、25~42℃各2。泉質硫黄泉・単純温泉。飯田(はんだ)高原登山口から徒歩2時間、久住高原境川から3時間40分。

[兼子俊一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「法華院温泉」の意味・わかりやすい解説

法華院温泉
ほっけいんおんせん

大分県南西部,竹田市にある温泉。九重山北麓に点在する九重温泉郷の一つ。泉質は硫黄泉。泉温は 42~65℃。久住山,三俣山,大船山鞍部,標高 1303mにある山の湯で,九重連山登山の基地としても利用される。宿は昔ながらの山小屋

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