浄覚寺(読み)じようかくじ

日本歴史地名大系 「浄覚寺」の解説

浄覚寺
じようかくじ

[現在地名]諸塚村七ッ山

平等山と号し、浄土真宗本願寺派本尊阿弥陀如来。寛文三年(一六六三)釈宗玄の開基と伝え、「木仏之留」によれば、同年木仏・寺号を許されている。元禄四年(一六九一)の妙専寺由緒書(妙専寺文書)によれば延岡妙専みようせん寺の末寺であった。現在の本堂は文久二年(一八六二)に着工され、慶応二年(一八六六)延岡野地のじの大工寿兵衛の手によって完成した(諸塚村史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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