浦霞(読み)うらかすみ

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「浦霞」の解説

うらかすみ【浦霞】

宮城日本酒。酒名は、源実朝が詠んだ和歌塩釜の浦の松風霞むなり八十島かけて春や立つらむ」に由来。大吟醸酒、吟醸酒、純米酒など幅広いラインナップを展開。とくに淡麗な味わいの純米吟醸酒「浦霞禅」は、吟醸酒ブームの火付け役となった銘酒。全国新酒鑑評会での金賞受賞36回は全国最多(昭和31年以降、平成26年度時点)。原料米は山田錦、トヨニシキなど。仕込み水は松島湾沿いの井戸水蔵元の「佐浦」は享保9年(1724)創業。所在地は塩釜市本町。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「浦霞」の解説

浦霞

宮城県、株式会社佐浦の製造する日本酒。純米吟醸「浦霞禅」、山廃純米大吟醸「浦霞ひらの」などがある。全国新酒鑑評会で金賞の受賞歴がある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android