出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
炭火(すみび)、焚火(たきび)などを挟むのに用いる箸。「火筋」「火挟」「撥火杖」などとも書き、いずれもヒバシとよんでいた。古くは枝木などでつくったが、のちには鉄、銅、真鍮(しんちゅう)などの金属にかわった。細長い一対の棒で、直径は0.5~1センチメートル、長さは20~60センチメートルに及ぶ各種があるが、普通、炉、かまど用には直径0.6センチメートル、長さ50センチメートル前後、火鉢用には直径0.5センチメートル、長さ25センチメートル前後のものが多く用いられた。その形状には丸形、角形、橈(かい)形などがあり、また頭部に装飾のための彫刻・象眼(ぞうがん)を施したもの、散失を防ぐために輪・鎖でつないだもの、熱の伝導を防ぐために竹・木の柄(え)をはめたものなどがある。火箸の習俗としては、厄年(やくどし)や不運な家にこれを贈ることがある。
[宮本瑞夫]
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
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