デジタル大辞泉 「男子」の意味・読み・例文・類語 だん‐し【男子】 1 男の子。男児。⇔女子。2 男性。おとこ。また、一人前のおとこ。「男子の本懐」⇔女子。[類語](1)男の子・男児・少年・ボーイ/(2)男・男性・男児・野郎・雄・おのこ・壮丁そうてい・壮夫・士し・ますらお・丈夫じょうふ・紳士・殿方・ジェントルマン なん‐し【男子】 ⇒だんし(男子) 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「男子」の意味・読み・例文・類語 なん‐し【男子】 〘 名詞 〙 ( 「なん」は「男」の呉音 )① おとこの子ども。むすこ。だんし。なんしこ。[初出の実例]「唯男子(ナンシ)一人あり 僕子と云」(出典:私聚百因縁集(1257)六)② おとこ。男性。だんし。[初出の実例]「竜女の、忽然のあひだに、変して男子(ナンシ)(〈注〉ヲノコ)となりて」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)五) だん‐し【男子】 〘 名詞 〙① おとこのこ。むすこ。男児。なんし。[初出の実例]「我が子に只一人の男子有り」(出典:今昔物語集(1120頃か)一)[その他の文献]〔礼記‐雑記上〕② おとこ。男性。また、立派な男。ますらお。男児。〔新撰字解(1872)〕 〔礼記‐喪大記〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「男子」の読み・字形・画数・意味 【男子】だんし おとこ。〔礼記、喪大記〕疾(やまひ)(へい)なるとき~(くわう)(綿)を屬(つ)けて以て氣を俟(ま)つ。男子は人の手に死せず、人は男子の手に死せず。字通「男」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報