病み付き(読み)ヤミツキ

デジタル大辞泉 「病み付き」の意味・読み・例文・類語

やみ‐つき【病み付き】

病気にかかること。また、病気のかかりはじめ。
初産お玉を生んで置いて、とうとうそれが―で亡くなった」〈鴎外
趣味勝負事に熱中してやめられなくなること。「大穴を当てて以来、競馬に病み付きになる」
[類語](2習性常習習慣習癖悪癖悪習奇癖病癖性癖惰性くせ習い習わしめろめろぞっこん首ったけのめり込む入れ込む夢中血道を上げる骨抜きいかれる溺れるふける凝る耽溺たんでき惑溺執心頓着執着固執偏執我執とらわれる深入りはまるはまり込む身を焦がす狂おしい物狂おしい入れあげるとりこ心酔心ここにあらず心を奪う狂わしい悩ましい熱狂的悶悶もんもん惑乱切ないやりきれない思い乱れる思い悩む思い焦がれるむな苦しい息苦しい重苦しい苦痛る瀬無い憂さ憂い不如意堅苦しい気詰まり忍びないエキセントリック逆上のぼせるのぼせるアブノーマル常軌を逸する乱心取り術無い辛酸をなめる心を痛める艱難かんなん思い煩う

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例