皇基(読み)コウキ

デジタル大辞泉 「皇基」の意味・読み・例文・類語

こう‐き〔クワウ‐〕【皇基】

天皇国家を統治する基礎
「深く―の安危憂い」〈染崎延房・近世紀聞〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「皇基」の意味・読み・例文・類語

こう‐き クヮウ‥【皇基】

〘名〙 天皇が統治する国家の基礎。皇国のもとい。
本朝無題詩(1162‐64頃)一・賀大極殿新成〈菅原敦宗〉「修営自叶皇基固、規矩偏随徳宇新」
※近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉八「外国の事起りてより深く皇基(クヮウキ)の安危を憂ひ民の疾苦を愍察して」 〔班固‐西都賦〕

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普及版 字通 「皇基」の読み・字形・画数・意味

【皇基】こう(くわう)き

王業の基。〔三国志、呉、胡綜伝〕(帝)(神)農、代を創めて、皇基を拓定す。

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