皓皓(読み)コウコウ

デジタル大辞泉 「皓皓」の意味・読み・例文・類語

こう‐こう〔カウカウ〕【××皓/××皎】

[ト・タル][文][形動タリ]
白く光り輝くさま。清らかなさま。
障子に映る―たる月影に」〈木下尚江良人の自白
何もなく広々としているさま。
「余る所は―冽々たる空霊の気だけになる」〈漱石吾輩は猫である
[類語](1赫赫玲瓏燦燦さんさん明るい明明あかあかうらうら燦然さんぜん煌煌こうこう耿耿こうこう明明めいめい燦爛さんらん爛爛炯炯けいけいかんかんまばゆいまぶしいくら目眩めくるめぎらぎらぴかっとぴかりぴかぴかきらりきらきらぎらりてかてかてらてらちらちらちかちか

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「皓皓」の読み・字形・画数・意味

【皓皓】こうこう(かうかう)

あきらか。潔白。〔楚辞漁父(むし)ろ湘に赴いて江魚腹中らるるも、安(いづく)んぞ能くの白きを以て、世俗塵埃(かうむ)らんや

字通「皓」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android